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意外と放置しがち!ライフプランに合った保険に見直そう

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保険で安心を買う

ほとんどの日本人が保険に加入していると思います。
日本人の国民性として、万が一事故やトラブルに巻き込まれた場合の備えとして、必要性を重要視する傾向があるためでしょう。
実際にどれくらいの額を保険に費やしているかと言うと、1年間で1世帯あたりの平均が約40万円というデータがあります。
この保険を何十年にも渡って支払い続けるということは、20年なら800万円、30年になれば1,200万円ということになります。

保険で安心を買っているのだから仕方がないという方もいますが、果たしてそうなのでしょうか?
もちろん保険への加入は備えとして必要ですが、毎月の支払いが家計に大きな負担となるなら本末転倒ですので、一度見直しをして節約を考える必要があります。

最低限必要な保険内容の考え方

自身にとって必要な保険内容は、受けることができる公的保険や会社の福利厚生の有無などでも変わってきます。
どのような保険が適切かを見直す場合、まずは利用できる保障について確認をすることから始めましょう。

ほとんどの方が社会保険料を収めていたり、当人でなくても扶養家族となって同等の権利を得ているはずです。
この場合、すでに医療保険、介護保険、労災保険、年金保険についてはカバーされていることになりますので、民間の保険に入る必要はないということになります。

加えて勤務先の福利厚生、保障内容はどうでしょうか?
日系企業の場合は手厚い福利厚生がついている場合も多いため、どのような保障を受けることができるかを確認しましょう。
これらの公的保険・会社の福利厚生の内容について見直し、それでもカバーできていない内容があれば、それを民間の保険で補うようにします。

保険の見直しが節約に繋がる理由

保険内容は、就職や結婚、出産、子供の独立、定年退職など、ライフステージが変わるごとに見直しが必要です。
その理由としては、その都度必要となる保険内容が変わってくるためです。
適切な保険に切り替えることで無駄な出費を抑え、しかも必要な保障内容にすることができます。

保険料は高いままで、保障内容は今のライフステージに合っていないようであれば、いざ保険が必要になったときに役に立たない可能性があります。
例えば10年も20年も前に、知り合いに頼まれて加入した保険を見直しもせず払い続けているという方は、その内容が現在にそぐわない可能性が非常に高いです。
保険を見直すときには、新しい保険に切り替えたり、契約内容を変更するなどして、今の環境に応じて必要な保険へと変えていくことが大切です。
そうすることで節約に繋がり、なおかつ万が一への備えとして意味を持たせることができるのです。