丸ごと一棟マンション投資は長期的な利益が狙える!?
一棟マンション投資とは
一棟マンション投資は不動産投資の1つであり、マンションを部屋単位ではなく、一棟単位で購入し、値が上がったときに売却したり(キャピタルゲイン)、入居者を募って家賃収入(インカムゲイン)を得る資産運用の方法です。
現代は賃金の減少や年金への不安などから資産運用をする人が増えていますが、この一棟マンション投資を検討している人も多いのではないでしょうか。
一棟マンション投資をするには、初期投資にかなりの元手がかかりますので、資金の準備やリスクについて万全の体制でのぞむ必要があります。
資金運用に失敗しないためにも、一棟マンション投資の特徴やメリットについてきちんと理解しておきましょう。
通常のマンション投資との違い
区分投資となるワンルーム投資と比べて、一棟マンション投資は何室もあるマンションを一棟買いする必要があります。
そのため、投資を始めるにあたり、1億単位の資金が必要になることも珍しくありません。
ワンルーム投資であれば中古で安い物件なら1,000万円未満で済む場合もありますので、大きな違いと言えるでしょう。
物件を担保にできるため、資金を借り入れすることは可能ですが、もしも入居者が集まらずに空室が多くなってしまう場合には、多額の負債だけが残ることになってしまいます。
家賃収入については、新築時の設定が最高額で、築年数が経過するごとに5年、10年と低くなっていくのが通常です。
対して中古物件の場合はすでに下がって固定化する傾向にあり、その後年数が経ってもあまり変化がないという特徴があります。
また、一棟マンション投資の場合、売却時には建物だけではなく土地も着いてきますので、利回りが良いようなら需要があるため高く評価される傾向にあります。
一棟マンション投資をする際には、どの物件を買うかも重要ですが、購入後の運用や売却についても考慮しておく必要があります。
一棟マンション投資のメリット
一棟マンション投資は、区分投資と比べると利回りが高いというメリットがあります。
一棟から得られるマンションの家賃収入も多いため、入居者が多ければ多額の安定収入が毎月入ってくることになります。
つまり、一棟マンション投資は初期投資に多額の資金が必要ですが、その分家賃収入も大きくなりますので、投資資金をスピーディーに回収できます。
また一棟マンション投資の場合は建物全体に対して権限があるため、メンテナンスや改修など自由に進めることができます。
土地も有する一棟マンション投資は、資産価値も評価されやすく、融資が受けやすくなる可能性が高まるのもメリットの1つです。
結果として建物の価値を高めることができますので、資産として所有するのにふさわしい物件ということが言えそうです。